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インタビュー

図面通りに作らない、「一点物の作品」

グランドマスターインタビュー

諸戸の家株式会社常務取締役でありプロデューサー陣のトップである「グランドマスター」の西田研二氏に、ご入社された経緯から現在の業務を通して、諸戸の家の魅力を伺った。

ご入社の経緯からお聞かせ願えますでしょうか。

38才でプロデューサーとして入社して12年目になります。
大学卒業後に大手ハウスメーカーで注文住宅の営業を4年間やっていましたが、建築を知れば知るほど「何かが違う」「もう少し面白い仕事がしたい」と思い始め、別の住宅会社に転職しました。その会社の「個性的な分譲住宅や、少し高級な注文住宅を建てよう」という考えに賛同して入社したのですが、次第に量を売ることにシフトしていきました。仕事に違和感を覚え始めていた時に、諸戸の家から「うちの会社に来て、もっと面白いことをやらないか」と声をかけてもらったのが諸戸の家に入社した理由です。

 

入社前に、諸戸の家についてどんなイメージをお持ちでしたか。

実は前職で営業をやっている時に2回ほど諸戸の家と競合したことがあります。当時から諸戸の家の質の高さは業界でも有名だったので、「諸戸の家を検討しています」とお客様から言われるのは怖かったですね。また、諸戸の家を見てしまうと自社物件を売る自信がなくなりそうで、見ることを意識的に避けていたような気がします(笑)

競合した2回とも私は諸戸の家に負けてしまいました。いずれの物件もお客様が希望されていたエリアではなく、想定されていた予算よりも大幅に高いものだったにも関わらず負けてしまったのです。「そんなことはありえない!」と思った記憶があります。そんな矢先に諸戸の家を見に来ないかと声をかけられました。最初はお断りしたのですが、何度も誘われたので「見るだけ」のつもりで行った途端に気持ちが変わりました。

 

諸戸の家を詳しく見せてもらうと、自分がこれまで売ってきた住宅との違いがよく分かりました。特に素材や空間設計への徹底的なこだわりから造り手の「想い」がひしひしと伝わってくる感覚は住宅のプロから見ても驚きでした。前職時代に私が負けた理由がよく分かりました。そして「一緒にやろう!」と声をかけてもらい、即断で入社を決めたのが38歳の時でした。

 

諸戸の家に入社して驚いたことはありますか。

「土地」の選定を含めて一人のプロデューサーが全工程を担当していることですね。これには不動産業界に長くいた私も驚きました。普通の会社の場合は、不動産屋からの情報を得て、建物の具体的なプランがないままに土地を仕入れる専門部隊がいるのが一般的です。効率重視の分業制ですね。諸戸の家ではプロデューサーが「自分が本当に住みたいと思える土地」を必死に探しに行きます。そのレベルに見合った土地は100の情報のうち1つぐらいかもしれません。

全ての土地は条件が違います。土地自体や周辺環境を考慮して一軒ごとに違う諸戸の家を造っていくことには造り手として醍醐味を感じます。諸戸の家は一人の人間が土地選びから建築の企画、お客様への販売まで一気通貫で担当することで、効率よりも一軒ごとに「造り手の想い」を伝えることを重視しているのだと感じました。

 

プロデューサー制度の良い点はどんなところでしょうか。

 各プロデューサーの個性を尊重することに加えて、全員が協力して知恵を出し合うことですね。担当物件の企画はまず自身で考え抜くとともに、全プロデューサーが一致団結、協力して会社全体でお客様の期待に応えていこうという考え方があります。土地選びも担当プロデューサーの意見だけでなく、マイナス面についても全員で話し合いますし、設計の詳細を詰めていく際には担当プロデューサーのコンセプトを実現するために全員がアイデアを出してサポートしていきます。私の役職である「グランドマスター」は、自身でも物件を担当するとともに、プロデューサー全員のまとめ役でもありますから、大変やりがいを感じています。

 

諸戸の家は施工のやり方も独特だとお伺いしていますが。

諸戸の家は施工しながら次々と変更を加えていくので、図面通りに造ることはほぼありません。一般的な分譲住宅は、完成前に販売を開始しますが、我々は「完成するまで売らない」という考え方の下、より良い「作品」を追及して最後まで改善を繰り返します。

諸戸の家には「諸戸組」という自社大工がいます。彼らはプロデューサーの意図を汲み取りつつ、「もう少しこうした方が良いのでは」と提案してくるのです。時には外部の施工業者の方々の意見も取り入れます。技術的やコストの問題だけでなく、お客様にもっと喜んでいただけるように、諸戸の家を買ってよかったと思っていただけるように一緒に考える。「良い職人」と言うのは、そういう方のことではないでしょうか。工数の負担も増えるのですが、それが諸戸の家の良さであり、他社が真似できない点だと思います。

 

諸戸の家の今後の展望についてお聞かせください。

当社のタグラインは「感動資産に住む」です。そのために、全てのお宅を「一点物の作品(Masterpiece of Residence)」としてお客様にお届けするとともに、ご購入いただいた後も一生続く絆を築いていきたいと考えています。

従来は名古屋地区を中心としてビジネスを展開してきましたが、今後は東京地区でも販売をしてまいります。ただし、諸戸の家にとっての発展は決して量を売ることではありません。木造住宅の伝統を継承しつつ、時代に合わせた革新を追求していくことで、他社には真似できないOnly Oneの住宅会社になること。それは弊社の源流であり、日本の山林王の流れをくむ会社の事業を引き継いだ宿命だと思っています。

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