「おまとめローンを使いたいけど、選び方が分からない」「審査が緩いおまとめローンってあるの?」など、おまとめローンに興味はあるものの、一歩踏み出せない人が多いのではないでしょうか。
また、おまとめローンについて、消費者金融と銀行で違いがあることも知らない人がほとんどでしょう。
本記事では、おまとめローンの意味やメリット・デメリットを始めとし、消費者金融系と銀行系の違い、おすすめ15社の比較、審査を受けるにあたっての注意点などについて解説します。
おまとめローンの検討中に闇金などの怪しい業者に引っ掛からないためのコツも紹介していますので、月々の返済を軽くするためにご活用ください。
この記事で分かること
- おまとめローンのメリット、デメリット
- おまとめローン15社の金利や借入限度額の違い
- おまとめローンの審査で見られるポイントや落ちる原因
- 闇金に引っ掛からない方法
おまとめローンとは複数のローンをまとめて1本化すること
おまとめローンとは、消費者金融や銀行のローン、クレジットカードのキャッシングなど、複数のローンを1本化するサービスです。
ローンやキャッシングは会社ごとに金利が異なり、借り入れの件数が増えるほど借金の全体像が見えなくなってしまいます。
例えば、生活費の支払いのために消費者金融でキャッシングを行い、趣味の買い物でクレジットカードのリボ払いを活用しただけでも、毎月の金利を把握できない人が大半でしょう。
また、返済が毎月のルーティーンになり、「返済は毎月するもの」という感覚が染みついてしまうと、ゴールの無い返済地獄に陥ってしまいます。
おまとめローンを利用すれば、借金の合計額を低金利で借り直して一旦完済し、1つの会社への返済で済むようになります。
借金の合計額や毎月の金利を把握しやすくなり、完済までの返済回数も明確になりますので、多重債務に苦しむ人には非常におすすめです。
おまとめローンを行うメリットとデメリット
おまとめローンのおすすめ会社を紹介する前に、おまとめローンを利用するメリット・デメリットについて解説していきましょう。
おまとめローンのメリットは下記の2つです。
- 毎月の返済金額を軽減できる。
- 返済の手間が省ける。
低金利で借金を1本化できれば、同じ返済回数でも1回あたりの返済額を減らすことが可能で、返済も1回で済みます。
そして、デメリットは下記の3つです。
- 追加の借り入れは基本的にできない。
- おまとめローンによっては金利が上がる場合もある。
- 審査が厳しいので簡単には通らない。
多重債務者の助け舟となるおまとめローンですが、メリットばかりではありません。
ここからは、おまとめローンのメリット・デメリットをより深く掘り下げていきますので、申し込みを決める前にご覧ください。
おまとめローンのメリット2つ
まずは、おまとめローンの2つのメリットについて詳しく解説していきましょう。
無理のない返済のために毎月の返済金額を減額できるだけでなく、毎月の返済に掛かる体力的なコストを減らせるのは非常に嬉しいポイントです。
また、「なぜ毎月の返済金額を軽減できるのか。」「返済の手間が省けるとどんなメリットがあるのか」という視点の解説も行ないますので、ぜひ最後までご覧ください。
毎月の返済金額の負担が軽減できる
おまとめローンの1つ目のメリットは、毎月の返済金額の負担が軽減できることです。
金利が高いローンやキャッシングなどを低金利で借り直すのがおまとめローンですので、おまとめローンの適用後は、同じ回数の返済でも借り入れ総額が少なくなります。
例えば、年利14.5%のローンから年利12.0%のローンに変更した場合、年間の返済総額を2.5%減らせる計算になります。
しかし、毎月の返済金額を減らし過ぎてしまうと、元々のローンよりも返済回数が増えてしまい、結果的に返済総額が高くなるリスクもありますので注意が必要です。
また、おまとめローンの金利が元々借りているローンよりも高いケースも考えられるため、おまとめローンを契約する前に金利を確認しておきましょう。
返済日や返済方法をまとめることで返済時の手間が省ける
おまとめローンの2つ目のメリットは、返済日や返済方法をまとめることで返済時の手間が省けることです。
複数の会社や銀行から借り入れをしていると、返済日や返済方法がバラバラで、払ったか払っていないか不安になることもあるでしょう。
しかし、おまとめローンで1本化すれば、返済日・返済方法ともに1つだけになるため、払い忘れの不安からも脱却できます。
また、残高の確認も1カ所で済むため、消費者金融やクレジットカード会社のサイトを複数チェックする必要もありません。
返済日・返済方法・残高を1つにまとめると、手間が省けるだけでなく、日常生活で借金のことを考える時間も減りますので、大きなメリットと言えるでしょう。
おまとめローンのデメリット
次に、おまとめローンのデメリットについて詳しく解説していきましょう。
多重債務者にとってはありがたい存在のおまとめローンですが、浅はかな考えで利用すると、思わぬ落とし穴にはまる可能性もあります。
普段の生活を楽にするために申し込んだはずが、結果的に生活が苦しくなっては意味がありません。
新しいことを始める時は、メリットよりもデメリットやリスクの把握が大切ですので、しっかり学んでおきましょう。
追加の借り入れが基本的にはできない
おまとめローンの1つ目のデメリットは、追加の借り入れが基本的にはできなくなることです。
おまとめローンは「利用者の完済」を目的とした金融商品ですので、同社で追加の借り入れは基本的にできません。
年収の3分の1である総量規制内であれば他社と契約することは可能ですが、借金を繰り返すメンタリティから脱却するためには、借り入れを行うべきではないでしょう。
また、一度おまとめローンを契約してしまうと、他社への借り換えや借り直しなども簡単にはできなくなります。
「借金を完済する」と覚悟を決めてから契約に臨みましょう。
おまとめローンを利用しても金利が上がる場合がある
おまとめローンの2つ目のデメリットは、おまとめローンの商品選びによっては金利が上がる可能性もあることです。
おまとめローンを選ぶ際の最重要ポイントは、今よりも低い金利のローンを選ぶことです。
おまとめローンで金利が上がる可能性があるケースは下記となります。
- 銀行系などの低金利ローンからおまとめローンに乗り換えた場合
- おまとめローンに契約した後、月々の返済金額を下げ過ぎた場合
複数のローンをまとめて支払いを1本化できるのは喜ばしいですが、返済総額が増えてしまっては本末転倒です。
おまとめローンを契約する際は、現在の金利をしっかりと調べ直し、シミュレーションなども利用して、今の返済よりも安くなるものを選びましょう。
おまとめローンは審査が厳しい
おまとめローンの3つ目のデメリットは、審査が厳しいことです。
審査が厳しい理由は、主に利用者の返済能力を厳しく見極める必要があるからで、複数社からの借り入れは返済能力を疑われる大きな要因となります。
会社側からすると、ただでさえ利益の低い低金利での貸し付けをしているのに、滞納や踏み倒しで余計な費用が掛かってしまっては意味がありません。
会社側の事情を理解すれば、「なぜ落とされるんだろう」という疑問にも自ずと答えが見えてくるはずです。
収入はもちろんですが、過去の滞納履歴や借り入れ件数の多さなども審査で不利になる要素ですので、それらを把握した上で申し込みましょう。
おまとめローンができるおすすめの金融機関全15選を紹介
今回紹介するおまとめローンが可能な金融機関15社のローン概要は下記のとおりです。
金融機関名 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
アイフル | 3.0%~17.5% | 800万円 |
プロミス | 6.3%~17.8% | 300万円 |
アコム | 7.7%~18.0% | 300万円 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 500万円 |
レイク | 6.0%~17.5% | 500万円 |
ORIX MONEY | 5.0%~17.8% | 500万円 |
ダイレクトワン | 4.9%~18.0% | 300万円 |
横浜銀行 | 1.9%~14.9% | 1,000万円 |
三菱UFJ銀行 | 1.8%~14.6% | 500万円 |
りそな銀行 | 6.0%~14.0% | 300万円 |
楽天銀行 | 1.9%~14.5% | 800万円 |
auじぶん銀行 | 2.2%~17.5% | 800万円 |
イオン銀行 | 3.8%~13.5% | 700万円 |
東京スター銀行 | 9.8%~14.6% | 1,000万円 |
セブン銀行 | 12.0%~15.0% | 300万円 |
消費者金融系のおまとめローンと比べると、銀行系おまとめカードローンの方が金利が安く、限度額も高い傾向があります。
しかし、銀行系の方が審査は厳しく、消費者金融よりも高い返済能力を求められるでしょう。
ここからは、消費者金融系おまとめローン7選、銀行系おまとめカードローン8選に分け、それぞれのローンについて詳しく紹介していきますので、契約を検討する際にお役立てください。
消費者金融系おまとめローンおすすめ7選
消費者金融系のおまとめローンが選ばれる理由の中でも重視されるのは「審査や融資のスピード感」でしょう。
即日中に審査・融資が完了する業者が大半を占めており、思い立ったらすぐに行動を起こしたい人には特におすすめです。
また、銀行系おまとめローンと比較すると審査が緩い傾向があるため、銀行系おまとめローンの審査で落ちてしまった人にもおすすめと言えます。
消費者金融系おまとめローンのメリットをまとめると下記の通りです。
- 低金利で返済額を減らせる可能性が高い
- 毎月の返済が1回で済む
- 残高のチェックも1箇所で済む
- 審査や融資のスピードが速い
- 銀行系おまとめローンよりも審査を通りやすい
消費者金融系おまとめローン7社の情報や特徴を紹介していきますので、ローン選びの参考にしてみてください。
アイフルのおまとめMAXは、銀行ローンやクレジットカードのリボ払いもまとめられる
アイフルのおまとめMAXは、銀行ローンやクレジットカードのリボ払いもまとめられるおまとめローンです。
消費者金融系おまとめローンでは難しいとされていた銀行ローンや、銀行系おまとめローンでは対象外になるケースもあるクレジットカードのリボ払いがおまとめ対象になっているのは大きな強みでしょう。
また、カードや郵送物も無く、申し込みから融資まで全てWEB完結なっていますので、周りに知られたくない人も安心です。
上限金利も消費者金融系おまとめローンでは低い17.5%で、消費者金融系おまとめローンでは最高額の800万までの融資が可能となっています。
おまとめできる範囲が広く、融資の金額も最大800万円となっていますので、最も間口の広い消費者金融系おまとめローンと言えるでしょう。
商品名 | アイフル おまとめMAX |
---|---|
申し込み条件 |
|
金利 | 3.0%~17.5% |
限度額 | 800万円 |
融資時間 | 最短即日 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 10年(120回) |
プロミスのおまとめローンは、毎月の返済日が選べる
プロミスのおまとめローンは、毎月の返済日を選べるという大きな特徴があります。
1日単位で選べるわけではありませんが、5日・15日・25日・末日から選べますので、給料日のタイミングと合わせられます。
また、審査のスピードも消費者金融おまとめローンの中でも早い部類のため、結果をすぐに知りたい人にもおすすめです。
WEB完結ができないのはネックですが、安定した収入さえあれば主婦や学生でも申し込めるのは強みと言えるでしょう。
商品名 | プロミス おまとめローン |
---|---|
申し込み条件 |
|
金利 | 6.3%~17.8% |
限度額 | 300万円 |
融資時間 | 最短即日 |
WEB完結 | × |
最長返済期間 | 10年(120回) |
アコムの借り換え専用ローンは、返済期間が最長12年
アコムの借換え専用ローンは、最長返済期間が12年3ヶ月と長めに設定されていることが魅力でしょう。
限度額の300万円を12年3ヶ月で返済する場合、毎月の返済額が2万円台で済むため、毎月の負担をできるだけ少なくしたい人にもおすすめです。
審査時間も最短30分とスピーディで、職場への在籍確認を基本的には行わないという点もアコムの魅力と言えます。
アコムのホームページ上で借り入れが可能かどうかを診断する「3秒診断」が非常に画期的ですので、申し込む前に試してみると良いでしょう。
商品名 | アコム 借換え専用ローン |
---|---|
申し込み条件 |
|
金利 | 7.7%~18.0% |
限度額 | 300万円 |
融資時間 | 最短即日 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 12年3ヶ月(147回) |
SMBCモビットのおまとめローンは、すでに入会済みの人におすすめ
SMBCモビットのおまとめローンは、SMBCモビットに入会していることが利用の条件となりますので、SMBCモビットで借り入れを行っている人におすすめと言えます。
申し込みのみ電話が必要ですが、審査結果はSMSで通知され、契約はSMBCモビットのスマホアプリ「Myモビ」上でできるため、契約までの流れがスムーズです。
借入先への返済もSMBCモビット側で全て行ってくれますので、契約さえ済めばあとは毎月1回返済するだけという利便性の高さは魅力でしょう。
安定した収入があればアルバイト・パート・自営業でも申し込み可能となっており、最長返済期間が13年4ヶ月と長いことも選ばれるポイントです。
商品名 | SMBCモビット おまとめローン |
---|---|
申し込み条件 |
|
金利 | 3.0%~18.0% |
限度額 | 500万円 |
融資時間 | 最短即日 |
WEB完結 | × |
最長返済期間 | 13年4ヶ月(160回) |
レイクのレイクdeおまとめは、ほかの借入先に自分名義で振り込んでくれる
レイクのレイクdeおまとめは、借入先への返済を自分名義で行ってくれることがポイントです。
他のおまとめローンの場合、現在借り入れている会社や銀行への返済は「レイク」などの会社名で行われることが多いですが、レイクの場合は自分で返済した形を取ってくれます。
審査時間や融資時間の速さも魅力的で、数値上は消費者金融系おまとめローンの中で最速です。
しかし、借入状況などによって時間は大きく変動するため、何も問題がなかった場合の最速記録として捉えておいたほうが無難でしょう。
安定した収入があれば70歳まで申し込みができますので、他の会社では年齢が理由で申し込めなかった人にもおすすめです。
商品名 | レイク レイクdeおまとめ |
---|---|
申し込み条件 |
|
金利 | 6.0%~17.5% |
限度額 | 500万円 |
融資時間 | 最短25分 |
WEB完結 | × |
最長返済期間 | 10年(120回) |
ORIX MONEYおまとめローンは、アプリで返済管理ができる
ORIX MONEYおまとめローンは、返済状況や残高などをアプリで確認できるのが魅力です。
オリックスクレジットの公式アプリ「ORIX MONEY」では、利用残高や次回の返済額だけでなく、アプリ上で返済の手続きを行えます。
また、契約後の借入先への返済を自分で行うかオリックスクレジット側で行うかを選択可能で、自分の手で全額返済した感覚を味わえます。
申し込みから契約までWEB上で可能で、残高証明書類の提出も原則不要となっていまますので、来店や電話の手間が掛からず、用意する書類が少なく済むことも魅力でしょう。
商品名 | ORIX MONEYおまとめローン |
---|---|
申し込み条件 |
|
金利 | 5.0%~17.8% |
限度額 | 500万円 |
融資時間 | 最短翌営業日 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 8年(96回) |
ダイレクトワンのお借り換えローンは、審査結果が最短翌日にわかる
ダイレクトワンのお借り換えローンは、審査結果が最短翌日にわかるおまとめローンです。
消費者金融の借り入れだけでなく、銀行からのキャッシングもおまとめ可能ですので、銀行のカードローンを利用している人には特におすすめと言えるでしょう。
電話での申し込みの場合は最短翌日の審査結果となりますが、店舗での審査は「最短30分」を掲げていますので、早く審査をしたい場合は店舗での申し込みがおすすめです。
また、申し込み条件で年齢の上限を設けていないため、他社では申し込み対象外となる70代の人でも申し込み可能となっています。
商品名 | ダイレクトワン お借り換えローン |
---|---|
申し込み条件 |
|
金利 | 4.9%~18.0% |
限度額 | 300万円 |
融資時間 | 最短翌日 |
WEB完結 | × |
最長返済期間 | 10年(120回) |
銀行系おまとめカードローンおすすめ8選
次に、銀行系おまとめカードローンのおすすめ8社を紹介していきましょう。
銀行系おまとめカードローンの大きなメリットは金利の低さです。
特に消費者金融からの借り入れを銀行系おまとめカードローンでまとめた場合、月々の返済額や返済総額が格段に軽減される可能性も考えられます。
しかし、その反面で審査が厳しいため、簡単には契約まで辿り着けないのが銀行系おまとめカードローンの特徴と言えるでしょう。
また、銀行系おまとめカードローンは、消費者金融のおまとめローンとは違って、他社の返済だけを目的としないものが殆どです。
生活費や冠婚葬祭などの急な出費にも使用できますので、いざという時にも役立ちます。
銀行系おまとめカードローンのメリットをまとめると下記の通りです。
- 消費者金融系カードローンよりも低金利
- 毎月の返済が1回で済む
- 残高のチェックも1箇所で済む
- 審査は最短即日、融資は最短翌日まで行われることが多い
- おまとめ以外の用途でも利用可能
それでは、銀行系おまとめカードローン8社について、概要や特徴を解説していきますので、ぜひご覧ください。
横浜銀行のフリーローンは、最大1,000万円まで借りられる
横浜銀行のフリーローンは、最大1,000万円まで借りられる借入限度額の高さが魅力です。
また、1,000万円借り入れた場合は年利1.9%、500万円でも年利4.5%と金利が低いため、ローンやキャッシングなどの借入総額が多い人には特におすすめと言えるでしょう。
申し込みから融資までWEB上で進められる「WEB完結契約」が用意されていることも魅力的で、電話や来店の時間が取れない人でも簡単に利用できます。
しかし、東京や神奈川、群馬の一部地域など、申し込みできる地域に限りがありますので、全国どこでも利用可能というわけではありません。
商品名 | 横浜銀行 フリーローン |
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申し込み条件 |
|
金利 | 1.9%~14.9% |
限度額 | 1,000万円 |
融資時間 | 最短2営業日 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 10年(120回) |
三菱UFJ銀行のバンクイックは、月1,000円から返済できる
三菱UFJ銀行のバンクイックは、月1,000円からの返済を可能としています。
スマホ用アプリから返済状況や返済額なども随時チェックできるため、三菱UFJ銀行の口座を利用している人には特に使いやすいローンと言えるでしょう。
申し込みから融資までのWEB完結も可能で、永住権を取得していれば外国人の方でも申し込み可能です。
また、月々1,000円からの返済が可能で、最長返済期間も14年まで設定できるため、少しずつ着実に返済をしたい人におすすめと言えそうです。
商品名 | 三菱UFJ銀行 バンクイック |
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申し込み条件 |
|
金利 | 1.8%~14.6% |
限度額 | 500万円 |
融資時間 | 最短翌日 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 14年(168回) |
りそな銀行のフリーローンは固定金利だから返済計画が立てやすい
りそな銀行のフリーローンは、4段階の固定金利で返済計画が立てやすいことが魅力です。
審査状況に応じて6.0%・9.0%・12.0%・14.0%の4段階で金利が設定され、りそな銀行の住宅ローンを利用している場合は、さらに0.5%の金利引き下げも適用されます。
申し込みから融資、返済まで全てWEB上で手続き可能で、りそな銀行のアプリで借入残高の確認も容易です。
また、利用残高に応じて毎月ポイントが付与されるサービスもあり、貯まったポイントは普段のお買い物などに使えます。
借入限度額は300万円と銀行系カードローンの中では低めですが、手続きの簡単さやアプリの利便性、ポイントサービスなども含め、生活に根差したローンと言えるでしょう。
商品名 | りそな銀行 フリーローン |
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申し込み条件 |
|
金利 | 6.0%~14.0% |
限度額 | 300万円 |
融資時間 | 最短翌日 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 10年(120回) |
楽天銀行のスーパーローンは、提携ATMの利用手数料が無料
楽天銀行のスーパーローンは、提携ATMでの借入・返済に掛かる手数料が無料で、インターネットでの借入・返済も行なえるカードローンです。
返済日を1日・12日・20日・27日(楽天銀行口座所有者のみ)の4日から選択可能で、返済額の増額や1ヶ月に複数回の返済ができるのも楽天銀行の魅力でしょう。
また、楽天の会員ランクに応じて審査が優遇されるシステムも設けており、ダイヤモンド会員やプラチナ会員など、高ランクであるほど審査を通過するチャンスも広がります。
借入限度額は800万円と高めの設定で、審査や融資も比較的早めですので、楽天会員なら最初に申し込むべき銀行系おまとめカードローンと言えるでしょう。
商品名 | 楽天銀行 スーパーローン |
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申し込み条件 |
|
金利 | 1.9%~14.5% |
限度額 | 800万円 |
融資時間 | 最短翌日 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 記載なし |
auじぶん銀行の借り換えコースは、auIDがあれば金利を優遇してくれる
auじぶん銀行の借り換えコースは、auIDがあれば優遇金利を受けられるカードローンです。
借り換えコースはauじぶん銀行カードローンのサービスの1つで、auIDを持っていれば誰でも0.5%低い金利で契約できるのは魅力的と言えます。
審査時間は最短1時間、融資は最短で当日に受けられるスピーディなカードローンですが、auIDの登録判定が毎月の月末のため、auIDを持っていない人はすぐに審査を受けられません。
毎月の返済額は1,000円から設定可能で、コンビニでのATM手数料も完全無料という良心的な設計になっていますので、auユーザーには特におすすめと言えるでしょう。
商品名 | auじぶん銀行 借り換えコース |
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申し込み条件 |
|
金利 | 2.2%~17.5% |
限度額 | 800万円 |
融資時間 | 最短当日 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 1年間(12ヶ月)※自動更新 |
イオン銀行のフリーローンは原則自由に使い道を決定できる
イオン銀行のフリーローンは、原則的に使い方を選べる自由度の高いローンと言えます。
申し込み条件としてイオン銀行の口座を持っている必要がありますが、契約から融資までWEB上で完結するため、口座さえ持っていれば手続きはスムーズです。
6ヶ月ごとに月々の返済を増額するサービスもあり、ネットバンキングを利用すれば1万円から1円単位で繰り上げ返済を行なうこともできます。
キャッシュカードを受け取るまで融資を受けられないため、最初の融資までは1週間程度掛かりますが、借入用途や返済の自由度が高い、使い勝手の良いローンと言えるでしょう。
商品名 | イオン銀行 フリーローン |
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申し込み条件 |
|
金利 | 3.8%~13.5% |
限度額 | 700万円 |
融資時間 | 最短1週間 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 8年(96ヶ月) |
東京スター銀行のおまとめローンは契約社員や派遣社員でも利用可能
東京スター銀行のおまとめローンは、契約社員や派遣社員でも利用可能なカードローンです。
勤続年数1年未満でも申し込み可能となっているため、幅広い層が利用できる銀行系おまとめカードローンと言えそうです。
仮審査から融資の振込まで全てWEB上で完結し、借入限度額が最大1,000万円という点も魅力でしょう。
東京スター銀行では、使い道自由の「フリーローン」と、おまとめ用の「おまとめローン」の2種類のプランが用意されており、複数のローンを確実にまとめたい場合はおまとめローンがおすすめです。
商品名 | 東京スター銀行 おまとめローン(スターワン乗り換えローン) |
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申し込み条件 |
|
金利 | 9.8%~14.6% |
限度額 | 1,000万円 |
融資時間 | 最短1週間 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 10年(120ヶ月) |
セブン銀行のローンサービスは申し込みから契約までアプリで完結
セブン銀行のカードローンは、サービスの申し込みから契約までアプリで完結するカードローンです。
申し込みにはセブン銀行の口座が必要ですが、審査は最短翌日に結果が分かり、審査を通過次第で融資を受けられます。
限度額が9段階で設定されており、審査状況に応じて決められるため、余計な借り入れが増えないことが魅力でしょう。
毎月の返済に加え、アプリやコンビニATMでの随時返済も可能で、余裕がある時に一気に返済することも可能です。
返済以外もアプリやコンビニATMで完結する操作が殆どですので、セブン銀行ユーザーや近所にセブンイレブンがある人におすすめと言えます。
商品名 | セブン銀行 ローンサービス |
---|---|
申し込み条件 |
|
金利 | 12.0%~15.0% |
限度額 | 300万円 |
融資時間 | 最短翌日 |
WEB完結 | ○ |
最長返済期間 | 1年(12ヶ月)※自動更新 |
おまとめローン選びで失敗しないためのチェックポイント4つ
続いては、おまとめローン選びで失敗しないためのチェックポイントを4つ紹介していきます。
おまとめローンを選ぶ際のチェックポイントは下記の通りです。
- 今あるローンよりも毎月の返済額が低くなるかどうか
- 自分のまとめたいローンがすべて対象となっているかどうか
- まとめたいローンが利用限度額内であるかどうか
- 審査が通過しやすいかどうか
多重債務に悩む人にとってはどれも魅力的に見えるおまとめローンですが、一旦冷静になって選ばないと思わぬ落とし穴にハマる可能性も考えられます。
ここからは、4つのチェックポイントについて分かりやすく解説していきますので、おまとめローンおすすめを選ぶ際の参考にしてみてください。
今あるローンよりも毎月の返済額が低くなるかどうか
おまとめローンを選ぶ時に、今よりも毎月の返済額が低くなるかどうかをチェックすることは非常に大切です。
まずは、毎月の返済額の合計を明確にし、それぞれの会社の金利を確認しましょう。
おまとめローンの金利が、今あるローンの金利よりも低ければ返済総額は少なくなりますが、今あるローンの金利よりも高ければ返済総額は多くなってしまいます。
毎月の返済額だけに注目してしまうと、毎月の返済額は少なくても返済の回数が増えてしまい、結果的にお金を多く払うことになりかねません。
おまとめローンのサイトにある返済シミュレーションなども活用しつつ、毎月の返済額と返済総額が両方低くなるものを選びましょう。
自分のまとめたいローンがすべて対象となっているかどうか
今あるローンがおまとめの対象になっているかどうかも重要です。
おまとめローンの目的はローンの1本化ですので、対象外のローンがあると契約する意味も薄くなってしまいます。
例えば、アイフルのおまとめMAXの対象は下記となっています。
- 消費者金融のカードローン
- 銀行のカードローン
- 信金や労金からの借り入れ
- クレジットカードのキャッシング
- クレジットカードのショッピングリボ払い
そして、プロミスのおまとめローンの対象は下記の通りです。
- 消費者金融のカードローン
- クレジットカードなどの借り入れ(無担保ローンのみ)
このように、会社によって対象となるローンは大きく異なるため、申し込みの前に確認しましょう。
また、銀行系のカードローンに多い「フリーローン」というタイプのローンは、使い道が制限されていないため、実質すべてのローンの返済に使用できます。
まとめたいローンが利用限度額内であるかどうか
今あるローンの総額が、おまとめローンの限度額内に収まっているかどうかの確認も大切です。
おまとめローンの限度額はすべての会社で一律ではなく、会社によって異なります。
会社名 | 利用限度額 |
---|---|
アイフル | 800万円 |
プロミス | 300万円 |
アコム | 300万円 |
SMBCモビット | 500万円 |
上記は一例ですが、アイフルとプロミスを比べただけでも利用限度額が500万円も違います。
もちろん利用限度額が高ければ良いわけではなく、あくまでも自分の借入総額がおまとめローンの利用限度額に収まっているかどうかが重要です。
利用限度額内に収まっていることが分かったら、金利や返済方法などを吟味して契約する会社を決めましょう。
審査が通過しやすいかどうか
おまとめローンの審査は基本的に厳しいものですが、会社によって審査基準や申し込み条件に違いがあるため、審査の厳しさは一律ではありません。
審査を通過しやすいかどうかの1つの目安として「審査通過率」という数値があります。
会社名 | 審査通過率(2022年3月期) |
---|---|
アコム | 41.2% |
プロミス | 38.8% |
アイフル | 32.9% |
上記の表は消費者金融3社の審査通過率をまとめたものですが、このデータを参考にすると、アコムが最も審査を通過しやすく、アイフルが最も審査に通過しづらいと考えられます。
しかし、審査に通過できるかどうかの目安は個人の信用情報や返済能力によって細分化されるため、審査通過率に関しては1つの目安として捉えておきましょう。
ローンの審査に関しては、年収や職業はもちろんですが、下記の項目も重要です。
- 借り入れ件数
- 勤続年数
- 返済の滞納履歴
- 公共料金などの滞納履歴
- 債務整理などの履歴
また、金利が高い金融業者ほど審査が緩い傾向もありますので、審査の通過しやすさを最優先する場合は、金利をチェックするのも1つの手段でしょう。
おまとめローンの審査では「返済能力」と「信用情報」が重視される
おまとめローンの審査では、通常のローン審査よりも「返済能力」「信用情報」が重視されます。
なぜなら、おまとめローンは通常のローンよりも融資する金額が高く、既に複数の借り入れをしている人が対象だからです。
特に「複数の借り入れをしている」というところがポイントで、その借り入れを返済できる収入はあるのか、滞納していないかどうかは審査結果の分岐点となります。
ここからは、審査の時に見られる「返済能力」「信用情報」について解説し、審査に落ちてしまう人の原因も解明していきますので、ぜひご覧ください。
安定した収入があり、お金を返していける「返済能力」があるかを審査される
おまとめローンの審査で重要視される1つ目のポイントは返済能力です。
返済能力は「お金をきちんと返せる能力」で、主に下記の項目をチェックされます。
- 収入の安定(正社員かどうか)
- 会社の安定(安定した企業かどうか)
- 勤続年数(すぐに仕事を辞めないかどうか)
短期間で転職を繰り返してたり、パートやアルバイト、契約社員などの非正規雇用の場合は返済能力が低いと判断される可能性もあります。
おまとめローンの申し込み条件には「パート・アルバイトでも可」と書かれていても、審査を通過できるかどうかは別問題です。
また、返済能力を判断するにあたって、過去のクレジットカード利用履歴やキャッシングなどの取引履歴といった信用情報もチェックされます。
おまとめローンは長い期間を使って完済を目指すローンですので、通常のローンよりも「安定しているかどうか」の比重が高くなると言えるでしょう。
過去に返済や支払いの遅延や延滞がないかなど「信用情報」を審査される
おまとめローンの審査では、ローンの利用状況を記録した信用情報も重視されます。
信用情報は「過去に延滞などをしていないか」「債務整理などをしていないか」といった要素を見られ、主に下記の項目がチェック対象です。
- 借り入れ件数の多さ
- 返済の遅延や滞納歴の有無
- 債務整理や自己破産などの金融事故の有無
また、それらの信用情報を記録している信用情報機関は下記の3つです。
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 株式会社日本信用情報機構(JICC)
- 全国銀行個人信用情報センター(JBA・KSC)
消費者金融やクレジットカード、銀行ローンなどの利用状況は上記の信用情報機関に登録されており、新たなローンの審査時には金融業者に情報が共有されます。
基本的にルールを守って借り入れ・返済を行なっていれば信用情報に傷が付くことはありませんが、一度でも返済の遅延があると5年~10年ほど記録が残るため、信用情報に傷を付けないように心掛けましょう。
おまとめローンの審査に落ちてしまう人は、過去の借り入れや滞納履歴が原因の可能性がある
おまとめローンの審査に落ちてしまう人は、過去の借り入れ履歴や滞納履歴が原因の可能性があります。
審査に落ちる主な原因としては下記が考えられます。
- 他社の借り入れ件数や金額が多い
- 返済の遅延や滞納履歴がある
- 金融事故(強制解約や債務整理)の実績がある
- 勤続年数が短い
- 年齢や仕事などの申し込み条件を満たしていない
- 希望額に対して収入が見合っていない
- 収入や職場などに関する虚偽の記載
上記は通常のローンでも落ちる原因として挙げられるもので、審査が厳しいおまとめローンでは尚更と言えるでしょう。
また、おまとめローンは長期的に返済を行なうローンですので、安定した収入が無いことも審査に落ちる原因となります。
しかし、「審査に落ちるから」という理由で年収を多く書いたり、勤続年数を誤魔化したりするなど、虚偽の記載をするのは逆に審査通過を遠ざけてしまいます。
くれぐれも気を付けましょう。
おまとめローンの審査を受けるときに注意するべきこと5つ
続いては、おまとめローンの審査を受けるときに注意するべき5つの項目について解説していきます。
今回解説するのは下記の5項目です。
- 間違った情報や嘘の情報で申し込まない
- 総量規制を超えていないか確認する(銀行系おまとめローンの場合)
- おまとめローン詐欺や違法な闇金には気を付ける
- おまとめローンは追加融資を受けられない場合が多い
- 同時に複数のおまとめローンに申し込まない
おまとめローンの審査に落ちないためだけでなく、おまとめローン選びで失敗しないための知識も分かりやすく解説していきますので、申し込み前にご覧ください。
間違った情報や嘘の情報で申し込まない
おまとめローンの審査に通りたいからといって、嘘の情報で申し込んだり、間違った情報を提出するのは止めましょう。
職場の情報は在籍確認、年収は会社情報、クレジットカードの借り入れ件数や金額は信用取引機関からバレてしまいます。
故意に嘘をついたことがバレてしまうと、審査を申し込んだ金融業者のブラックリストに載ってしまうリスク、金融事故として信用情報に傷が付くリスクもあります。
審査に通りたいなら避けるべきです。
また、嘘の情報で審査を通過して融資を受けた場合、数ヶ月後にバレて強制解約や一括返済を求められるケースもあります。
嘘の情報や間違った情報での申し込みは自分の首を絞めるだけですので、正しい情報を記載し、念入りに見直してから申し込みましょう。
総量規制を超えていないか確認する(銀行系おまとめローンの場合)
銀行系カードローンを検討している場合は、借り入れ総額が年収の3分の1を超えないかを確認しましょう。
銀行系カードローンも消費者金融系カードローンと同様に総量規制対象外ではありますが、銀行独自で総量規制に似た基準を設けています。
そのため、借り入れ総額の審査に関しては銀行の方が厳しく、例えばローンの限度額が500万円だからといって簡単に500万円を借りられるわけではありません。
仮に審査が通ったとしても、今あるローンをまとめられる金額を借りられない可能性もあります。
総量規制に不安がある場合は消費者金融系おまとめローンを選ぶのが良いでしょう。
おまとめローン詐欺や違法な闇金には気を付ける
おまとめローンを装った詐欺や、闇金業者などにも気を付けましょう。
詐欺業者や闇金業者は、多重債務で困っている状況を利用し、「すぐに解決可能!」「無審査で融資できます!」など甘いワードで誘ってきます。
甘い誘いに乗ってお金を借りてしまうと、法外な金利での返済を迫られるだけでなく、個人情報の悪用などにも繋がりますので要注意です。
下記が闇金業者の一例です。
名称 | 概要 |
---|---|
090金融 | 電話やダイレクトメールのみで営業している金融業者。 |
登録詐称業者 | 貸金業の登録番号を詐称、もしくは大手消費者金融の登録番号を利用してダイレクトメールで勧誘する金融業者。 |
融資保証詐欺 | 高額の融資を提示し、登録料や保証料などを振り込ませ、実際に融資は行なわない業者。 |
押し貸し | 口座に多額の振り込みを勝手に行い、高金利での返済を要求する業者。 |
空貸し | 電話などで架空の返済を要求する業者。 |
SNSやメール、電話などで融資の誘いを持ち掛けてくるのは、ほぼ間違いなく詐欺業者や闇金業者です。
大手の消費者金融系おまとめローンや銀行系おまとめカードローンの審査に通らないからといって、詐欺業者や闇金業者に引っ掛からないように気を付けましょう。
おまとめローンは追加融資を受けられない場合が多い
おまとめローンは、今ある借金を1本化する目的のローンのため、追加の融資は受けづらい傾向があります。
消費者金融系おまとめローンの場合は、元々借りていた金融業者に直接返済が行われますので、利用者が新たに借り入れる余力は残りません。
銀行系カードローンの場合は、元々借りていた金融業者に直接返済が行なわれるわけではありませんが、余力が残るほどの金額を借りられる可能性は低いでしょう。
おまとめローンは「返済専用のローン」と考え、追加では借りられないものと認識しておいた方が無難です。
「今ある借金を全部返す」と心に決めてから審査に臨むことをおすすめします。
同時に複数のおまとめローンに申し込まない
おまとめローンの申し込みを行なう際、同時に複数の申し込みをするのは止めましょう。
短期間のうちに複数の金融業者に申し込みを行った場合、「申し込みブラック」という扱いになり、審査を通過する可能性が低くなります。
利用者側は「とりあえずいくつか審査を受けてみて、条件が良いところで契約しよう」と考えていても、複数の申し込み情報は業者に共有されますので、不正利用や返済能力を疑われる要因になり兼ねません。
複数の金融業者が候補に挙がっていたとしても、1つの業者の審査結果を待ってから次の業者への申し込みを行なうようにしましょう。
おまとめローンの申請から利用するまでの流れ
おまとめローンの申し込みから利用までの一般的な流れは下記の通りです。
- 申し込み
- 審査
- 審査結果の通知
- 契約
- 融資(他社借り入れの返済、もしくは口座への入金)
申し込みに関してはインターネット上で受け付けている金融業者がほとんどですが、プロミスのように来店を必要とするケースもあります。
審査結果に関しては電話・メール・郵送のいずれかで通知されることが多く、自宅に郵便物を送ってほしくない人は電話かメール、電話で話しているのを聞かれたくない人はメールか郵送で通知してくれる業者を選びましょう。
契約時には免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類、収入を証明する書類などの提出を求められますので、あらかじめ用意しておくとスムーズです。
そして融資に関しては、借り入れをしている金融業者に直接返済してくれるパターンと、口座への入金後に自分で返済を行うパターンがあります。
自分で返済を行う場合は、返済を行なった証明書などの提出が必要となりますので、必ず保管しておきましょう。
おまとめローンに関するよくある質問
最後に、おまとめローンに関するよくある質問に回答していきます。
回答する質問は下記の3つです。
- おまとめローンの申し込みに必要な提出書類は?
- おまとめローンの審査に落ちた時はどうすれば良いの?
- 闇金からお金を借りるとどうなるの?
必要な提出書類は申し込み時に気になる部分ですし、審査に落ちた時の対策も押さえておきたいポイントです。
また、大手金融業者でおまとめローンの審査が通らず、万が一闇金に手を出してしまった場合はどうなるかについても解説していきますので、ぜひご覧ください。
- Q.
おまとめローンの申し込みに必要な提出書類は?
- A.
おまとめローンの申し込み時に必要な書類は下記の通りです。
本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 特別永住者証明書
- 国民健康保険証
- 氏名、住所、生年月日の記載がある公的証明書類
収入証明書
- 源泉徴収票
- 直近2~3カ月の給料明細書
- 住民税決定通知書
- 所得証明書
- 確定申告書
書類が必要となるのは審査通過後になることがほとんどですが、即日で審査を終える金融業者も多いため、あらかじめ用意しておいた方が安心です。
また、返済の引き落としを行う銀行口座も必要となるため、口座番号や、必要に応じて銀行印も用意しておくと良いでしょう。
- Q.
おまとめローンの審査に落ちた時はどうすればいいの?
- A.
おまとめローンの審査に落ちた時は、落ちた原因を見極めることが大切です。
- 借り入れ件数や金額が多すぎる
- 過去に滞納歴がある
- 収入が安定していない
- 勤続年数が短い
上記は落ちる原因の一例で、複合的な理由で審査に落ちていることも考えられますが、まずは「なぜ落ちたのか」を自覚しましょう。
例えば、借り入れ金額が多すぎて落ちた場合は、ある程度返済を進めた上で、あらためて申し込めば審査に通る可能性があります。
また、生活を見直して余計な出費を抑えることも大切で、出費を抑えた分を返済に回せば、おまとめローンの審査に通過する日も近付きます。
おまとめローンの審査に落ちて毎月の返済が厳しい場合は、最終手段として債務整理を検討するのも良いでしょう。
- Q.
闇金からお金を借りるとどうなるの?
- A.
闇金からお金を借りた場合、法外な金利によって借金が増え、返済が困難になる可能性が非常に高いです。
また、脅迫に近い取り立てが行われることも考えられ、自宅だけでなく、職場付近で待ち伏せなどをされるリスクもあります。
闇金を見分けるポイントは下記の通りです。
- 貸金業登録の登録番号の有無
- 固定電話や事務所所在地の有無
- 金利が高すぎないか(18.0%を超える場合は危険)
闇金は貸金業登録に登録していないケースが多く、携帯電話のみで営業を行なっている業者も多いため、登録番号や固定電話は特に分かりやすいポイントとなります。
万が一闇金と契約してしまった場合は、弁護士や司法書士に相談しましょう。
【まとめ】おまとめローンで毎月の返済額が減らせる可能性がある!
おまとめローンの意味やメリット・デメリットを始めとし、おまとめローン15社の比較や特徴の紹介、審査通過のために注意するべきポイントなどについて紹介してきました。
今借りている金利次第ではありますが、おまとめローンで毎月の返済額を減らせる可能性は高いです。
債務を抱えている状態からのスタートになるため、おまとめローンの審査は決して簡単ではありませんが、返済能力や信用情報に問題が無ければ通過できます。
毎月の返済や借金総額が減れば、日常生活における精神的な負担も一気に減りますので、大手消費者金融や銀行のおまとめローンを検討してみてはいかがでしょうか。