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モルタル造形師

前野悟志氏

[Profile]
全国各地でモルタル造形や特殊仕上げを強みとする職人アーティストチーム「SIX WORKZ」を率いる。誰もが知る世界的テーマパークの施工を手掛けた経験もあり、モルタル造形のみで年間約30件の現場をこなす。独自の表現方法を確立するため、日々挑戦とこだわりを忘れない。

名古屋「SUPER LUXURY The Chikaramachi」

ガレージ奥の壁面は、「ここに名古屋城の石垣を表現したい」との想いを伺い、そのダイナミックな発想に驚きながらも、とてもやりがいのある仕事だと感じました。名古屋城の石垣にある「清正石」を忠実に再現しながらも、その周囲の石に関しては、オリジナルのスケッチを描き、イメージを膨らませていきました。石が持つ無数の色をリアルに表現するために、一枚一枚丁寧にいろいろな技法で複雑な色を塗り重ねていきました。合計7層で塗り重ねた石垣に、長年風雨に晒され、時を重ねてきた風合いを込めることができたと自負しています。坪庭の壁面もガレージ壁面と共通性を持たせ、植栽の彩りを背後から支えます。年月を重ねるごとに色褪せ、苔生してくる変化も楽しんでいただけます。


ーGarageー
名古屋城の石垣にある「清正石」は6m×3mと堂々としたサイズ。サイズを縮小しながらも、そのダイナミックな存在感は失わないように繊細な表情を描いていきました。周囲は大きめの石を下部に持ってくることで、安定感を表現。ガレージの照明が当たったときに、どのような色合いや陰影になるかも計算していますので、是非風合いを楽しんでいただきたいです。


ーEntrance 坪庭ー
エントランスホールに入ると、南側に坪庭が出迎えてくれます。坪庭の赤松や黒竹を背後から支えるのが、ガレージと共通性を持たせた石垣です。晴れた日には空から降り注ぐ太陽光が石垣の表面の凹凸を拾い、陰影をつくってくれます。雨の日には濡れた石の艶やかな表情。そして数十年と年月を重ねれば、経年変化の味わいが増していきます。

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